整備された交通体系が産業発展の基盤
三条市は、新潟県のほぼ中央部に位置し上越新幹線「燕三条駅」と関越・北陸自動車道「三条燕インターチェンジ」の開通に伴い、首都圏及ぴ関西圏との時間的距離は飛躍的に短縮され、また近距離の新潟市には新潟空港があり関東及ぴ関西圏に対しては一日経済圏にあります。
さらにJR在来線では信越線と弥彦線が、また国道では8号線・289号線・403号線が走り、その他主要地方道と併せ交通体系は整備され産業発展の基盤となっております。
和釘から最先端産業へ
約350年前の和釘の製造から始まった三条市の地場産業は、今や金属関係を中心に世界へ飛躍しています。先人のたゆまぬ努力と研鑽で培われた工業技術は多岐にわたっており、一貫した製品づくりが可能となリました。包丁・鋏などの利器工匠具類、作業工具、建築金具、測定具、台所用品、園芸用品、農機具、住宅機器、冷暖房機器、DIY関連品、厨房用品、レジャー用品、家電用品、アウトドア用品、スポーツ用品、インテリア用品など生活に関連する製品は品質、デザイン、機能とも優れ幅広い層から高い評価とご支持をいただいております。
加工技術の集積
さらに自動車や農業機械・電子機器・家電機器・OA機器等の部品加工も広く手がけており、まさに金属加工を中心とした一大集積地を形成しモノづくりから加工まであらゆるニーズにお応えできる環境が整備されています。
それら製品群や部品づくりを支えている主な加工技術でも、鍛造、鋳物、機械加工、金型、プレス加工、板金加工、切削・研削加工、パイプ・線材加工、熔接、研磨、鍍金、塗装、着色、熱処理、レーザー加工、プラスチック成形、セラミック加工、印刷・紙器加工、木工加工、食品加工など実に多種多様な加工技術が集積しています。